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自己投資のおすすめ本【嫌われる勇気】
ご覧いただきありがとうございます。Triverです
今回の記事は以下の方へ向けた内容となります
- アドラー心理学って?
- アドラー心理学本を読んでみたけど、分かりづらかった
- 前向きになれるよう考え方を変えたい
「嫌われる勇気」は、出てくるのが100年早すぎたと言われる心理学、
アドラー心理学を対話形式で、表現した作りの書籍になります
アドラー心理学では、人間の悩みの原因は全て対人関係にあると説いており、
悩みを抱える青年(読者)に対し、哲人(識者)が答える形で展開されます
将来の悩み、友人関係、家族関係など、頻発する悩みの全てをほぼ網羅しています
今回は、僕自身の感想も添えながら、簡単に内容を紹介いたします
なお、先に一言申し添えますと、これは心理学というよりも、哲学書
このイメージで、ご覧になることをおすすめ致します
「嫌われる勇気」第一夜:トラウマを否定せよ
「嫌われる勇気」では、幼少時の体験が現在に影響を与える現象
つまり、トラウマは存在しないと否定しています
これは、現在は原因を基にしたものではなく、
現在は目的の選択によって存在しており、過去の影響はない、としています
僕自身は目的を変えない限り、現在は変わらず、今のままが連続する・・・、
幸せでない場合、満足していない場合はそれが続く、と解釈しました
副業にしても、人間関係にしてもそうですが、やはり今を変える為に今動かないと、
現状維持バイアスに、強いエネルギーを持って立ち向かわないと、人は変われません
過去を言い訳に、やらない理由、出来ない理由を探すのは簡単
アドラー心理学の厳しい言葉ですが、正論とは思いますので、すぐにはかみ砕けなくても、
自分の中で受け止められるものから、順に動いて、変えていくことを始める事が大事と考えます
「嫌われる勇気」第二夜:全ての悩みは対人関係
本書の中で、人間の全ての悩みは、人間関係にあると語られます
劣等感、不安、恐怖・・・これらは全て、主観的なもの
自分の目的に沿った色眼鏡でそのように映るなら、自分から勇気を持って自由になるために、
主観を変えていけば、悩みは解消される、という理屈です。理屈は正しいです
ただこの実践は、「人に嫌われたくない」という、誰しも持つ前提を、
意志の力で超えて、実践していく必要があります
タイトル通り「嫌われる勇気」が、大きく必要になりますね
「七つの習慣」でもありましたが、自分の主観、羅針盤や地図をしっかり持てば、
世界はがらりと変わりますし、悩みは激減します
人は変えられませんが、自分は変われます
それであれば、先ずは自分を変えて、世界を少しずつ変えていきましょう
「嫌われる勇気」第三夜:他者の課題を切り捨てる
中々、過激なタイトルですが、語られる内容は今までと一貫しています
自分の主観で、ストレスを感じている(正確には、それが自分の目的に沿っている)
そんな中で、例えば親から○○の大学を出て就職して欲しいなど、他者からの期待に沿って行動を選択するとどうなるか
自分が本当にやりたいことが出来なくなり、いつまで経っても自分自身は満足できません
承認欲求を捨てて、自分自身に深く問いかける
この章では、自分に対する深堀の方法や考え方が、語られました
自分を自由にするために、自分に対する問いかけはきちんと進めて行きたいですね
「嫌われる勇気」第四夜:世界の中心はどこにあるか
例えば、学校と言っても、自分が通っている学校が全てではありません
同じ町の中にも、他府県にも、海外にも学校というコミュニティはあります
自分は、その大きな共同体の中の一人
コミュニティの中に存在するだけで、自分に価値はあるのです
コミュニティを広げていけば、他の都道府県、海外諸国、
更には地球や宇宙といった枠組みまで、どこまでも、広く広く捉えられます
小さなコミュニティの中で、その中の期待にとらわれず、大きなコミュニティを考えて、
自身の価値を認めましょう。これが語られている内容です
僕自身、正しく咀嚼しきれていませんが、これを理解するためには、
自分自身に深く問いかけ、コミュニティを、捉え方を強く認識する必要があります
本書内でも、これを理解するには、「年齢の半分の年月がかかる」と言われていますので、
気長に行きましょう。自分を知ることは大事ですので
「嫌われる勇気」第五夜:「いま、ここ」を真剣に生きる
自分自身の今できること、選択できることを認め、自分を受け入れる事がスタート地点
自分が今できない事を認めた上で、他者に全幅の信頼を寄せる。無条件で相手を信頼します
これも、すごく勇気がいることです
嫌われたらどうしよう、騙されたらどうしようなど、不安を挙げればきりがありません
しかし、自分から変わらなければ、相手も世界の見方も変える事は出来ません
怖くても変えられるのは自分から、自分だけ、だから自分から変わろう
これが、本書の最後に述べられている内容です。正直、怖いです
なぜなら、自分が変わって進む先は、足元も良く見えない道ですので
最後に語られる「いま、ここ」を見て、全力で生きる事
これの連続が、勇気を持つことになり、自分の人生を謳歌するための一番のコツと語られます
まずは、「いま、ここ」に目を向けて、自分に嘘をつかなくて良くなるように、
気が付いたら、他人を無条件で信頼できるように、自分を変えていきたいと思います
「嫌われる勇気」を読み終えて
敢えて汚めの言葉で、かつ端的になりますが、僕感想は以下の通りです
超正論だけど、しょせん綺麗事
でも、正しいと思うから、今からやってみる!
この「嫌われる勇気」は人を選ぶ内容だと思います
万人にはおすすは出来ても、納得してもらえないでしょう
それほど、解釈にも、納得にも、実行にも、自身の勇気が必要になります
今回の記事でご紹介した部分で、いやいやそれは・・・となった部分は、
本書中の対話形式で、ほぼ全て「青年」が問いかけています
もし、興味を持たれた、或いは今を変えて進めたい場合は、一読をおすすめいたします
最後までご覧いただきありがとうございました