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自己投資のおすすめ本【幸福のための人間レベル論】
ご覧いただきありがとうございます。Triverです
今回の記事は以下の方へ向けた内容となります
- 自己投資におすすめできる本を知りたい
- 内面的に成長したい
- 人間関係を改善したい
どの環境でも人間関係に関する悩みが元で、悩みを抱える事が多いと思います
また、日本は世界的にも特に、国民の幸福度が低い事で有名です
「幸福のための人間レベル論」は、この「個人が抱える幸福」問題に対し、
自分のレベルを上げつつ問題解決し、幸せになるための、手順やステップが記された本になります
是非ご自身でも直接本を見て頂きたいものですが、今回は簡単に内容をご紹介いたします
人間レベル(ステージとは)
本著で述べられている「人間レベル(ステージ)」とは、レベルが高いほど偉い、優れていることを指していません
上に行けば行くほど、幸福である事を指しています
幸福になる権利を否定する事は誰にも出来ませんし、人間は幸福になるために生まれてきています
人様に迷惑を掛けず、幸福になるための基準として、人間レベルが設けられています
人間レベルごとのステージ
4種類のステージで表されています
基本的には上のステージへフィールドアップ出来ますので、
先ずは自身のステージを確認するところからスタートします
人でなしステージ
幸福度レベルの、一番下のステージになります
特徴の関係から、自分自身が感じる事の他、周りからも幸福を得られないステージです
人でなしステージの特徴
- 人から奪う事しか考えていない(金銭や物品など)
- 自分から先に与えない
- 平凡な日常では物足りない
- 感謝が出来ない
- 楽して何かを得ようとばかり考える
お金自体はもちろん大事ですが、人は自分だけでは生きられません
それに気付けない、或いは教えてもらえなかった人に多いステージです
しかし、著者も述べている通り、ステージアップは可能です
先ずは特徴が自分に当てはまるかを確認するところから、成長は始まります
気づいていないステージ
日本人の7~8割が、該当するステージと記されています
「気づいていない」とは、凄く大まかに「幸せになる方法」「他者への期待」を指しています
それに気づかず、幸せを感じられていないステージとなります
気づいていないステージの特徴
- 自分の主観でしか物事を見ない
- 自分の事が分かっていない
- 全ては自己責任だと考えられていない
- 感情論が多い
- 人や状況を、コントロールしようとしている
- 自分が幸せであると言い切れない
根本の考え方に起因して影響する部分が殆どです
特徴をきちんと把握し、ここから一歩踏み出せれば、次のステージからは幸福と言えるステージに移行できます
気づいているステージ
ここから上のステージは、日本人の2割程度と記されています
そしてここからが、幸福になれるステージになります
気づいているステージの特徴
- 客観的視点で物事を見ている
- 自分のことを分かっている
- 自分に無いもの、出来ない事の理解を人に求めていない
- 全ては自己責任
- 先に与える
- 自分が幸せだと言い切れる
気づいていないステージとは、真逆の特徴になります
全体的に、自分を知って相手に与える事が、幸福になれる考え方になる特徴とも言えます
悟りステージ
ここまでくると、自身が幸福を感じるのは当然として、
どうしたら幸福や自分の能力を他の人に与えられるか、
そのためには何をすれば良いかと常に考えているステージになります
悟りステージの特徴
- 自らの天命を全うすべく日々生活している
- 怒りをほとんど感じない
- 不安になることが殆どない
- 創造し、想像したものを人や社会に分け与えたい
- 行動の動機が、情熱、愛、幸福
- 自己顕示欲がほとんど無くなる
とても立派と言い切れる特徴ばかりです
人間レベルを上げる事で、自身も幸せになり、周りから見ても尊敬出来るようになると言えます
ステージアップするには
自分自身が幸福になるために、今幸福でない場合はステージアップが必要になります
また幸福を感じている場合も、それを維持、向上させるための努力が必要になります
気づいていないステージから気づいているステージへ
幸福になるための一番大きなステップです
しかし、ここのステージアップが一番難しいフェーズでもあります
ステージアップのため、先ずは認識が必要な事項があります
- 目の前に起こっている現実は、全て過去の自分が選択した結果である事
- 人の評価ではなく、自分がどう思うか
- 自分に起こる悪い事は、試練であり乗り越えるべきもの
- やりたい事はやって、やりたくない事はやらない
- なるようにしかならない
これらはいずれも、
他者の評価に左右されず、自分の事を知って、自分の軸を持って進んでいく
本著を通じて何度も語られている、この事を一番強調されています
何度も自分に好きな事や嫌いな事、なぜそう思うのかを繰り返し問いかけ、
自分自身を少しずつ、深く知っていきながら、自分の事を考える力を取り戻します
時間はかかりますし、簡単には出来ません
しかし、この方法を繰り返していけば、幸福になる一番の近道を自分に聞けます
自分を知ることは出来る事、出来ない事、やりたい事の軸を持てます
自分の軸があれば、他者への気づきや感謝、必要な事と不要な事を分けて幸せになる事に囲まれて進んでいけます
全体を通した著者からのメッセージ
著者は自身の経験をもとに、ただ読者に幸せになってほしい、
正確には幸せになる方法に気づいて、一歩を踏み出してほしいという考えで、終始想いを伝えています
著書全体から感じられるメッセージに触れれば、今すぐにでも行動を起こす勇気を貰えます
この、行動を起こすための勇気が、この本から得られる一番のエッセンスです
著者からの優しいメッセージを受け取り、幸福に向けて動き出すため、
ご自身で一度、本著に触れてみる事をおすすめします
最後までご覧いただきありがとうございました