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自己投資のおすすめ本【無税入門】
ご覧いただきありがとうございます。Triverです。
今回の記事は以下の方へ向けた内容となります
- 副業を考えている
- 税金負担を減らしたい
- 税金に関する知識が欲しい
副業をして稼ぎを増やしても、税金対策をしなければ、せっかくの稼ぎが減ってしまいます。ですが副業を逆に捉えて、対策を行えば税金を減らせます。
無税入門では、その為のステップ、手段が細部まで紹介されています。今回は、無税入門で得られる知識の種類、内容をご紹介いたしますね。
副業の追い風
2018年より、日本政府から公式に、副業を推進する発表がありました。超少子高齢化社会に突入する中、年金の財源が不足しており、社会保険料を上げざるを得ない状態です。
そのため、自分の生活費は自分で稼いでね! という政府の意図が伺えます。2017年までは、85%超の企業が副業を認めていませんでしたが、時代の変化や政府方針の兼ね合いもあり、かなりの追い風となっています。
これに乗って、副業を世間的にも堂々と副業を始められる環境が、整ってきました。そしてその副業を最大限収益化するべく、節税対策を行います。
副業無税のための必須事項「事業所得」
お金を得る種類は、いくつもあります。その種類に対して、お金(所得)を得た種類が、国によって定められています。副業という観点に絞って、大事な所得の種類を抜粋すると、このようになります。
給料所得 | 読んで字のごとく、会社からもらえる給料(利益)を指します |
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事業所得 | 「個人事業主」が行う、事業で得た定期的な利益を指します |
雑所得 | メルカリで不用品を打った場合などに得た利益を指します |
一時所得 | 馬券や宝くじなど、一時的に得た利益を指します |
副業を事業所得にする、という点が節税において大事です。事業所得では、その事業のために使った経費。
- 家賃(家で行うブログなどの、副業の場合)
- 車両費(車で営業をする場合など)
- 通信費(PCやスマホを利用する場合)
これらを、事業を行うために支払ったお金として、税率が掛けられる金額を下げる事ができます。無税入門では、経費にするための理由や、なぜ副業を行うサラリーマンの節税が有利かが説かれています。
事業所得にするための副業規模
- 継続した事業を営み、一定(年商50~100万)の売り上げを上げる事
- 税務当局から事業所得を否認された場合、売り上げを伸ばす努力をし、再挑戦する
これらが目安になると、著者は述べています。売上がいくらあれば事業所得になるかは、税務局から明示されていません。
そのため、売り上げを上げ続け、根拠をいつでも説明出来る準備はいつでも必要です。この土台を築くためにも、地に足のついた副業を、始めたいところです。
取り急ぎ始めやすい副業が、Uber Eats (ウーバーイーツ)。その契約体系の関係上、初めから事業所得が確定します。

税金を安くするための技
- 所得控除を積み上げる
- 必要経費を積み上げる
- 損益通算を活用する
会計用語ばかりですが、この3つは強力です。個人事業主だけではなく、法人の会社(有名なところではソフトバンクなど)も、更に大きい規模で応用しています。
なお、全てを使う必要はありません。一つ使えるだけでも、効果は抜群です。
①所得控除を積み上げる
税金は得た収入の内、所得控除を引いた額に、税率を掛けて計算されます。そのため、所得控除が出来ればできるほど、税率を掛けられる額が減り、0になれば当然税金も0円になります。控除の種類として、扶養控除や配偶者控除、最強の青色申告控除が使えます。
②必要経費を積み上げる
必要経費とは、利益を上げるために要する経費のこと。たとえば、Uber Eats (ウーバーイーツ)のために、自転車を買った、取材のために新幹線を使った、これらは経費に該当し、売り上げから控除できます。
ただし、何でもかんでも経費とすることは出来ません。税務署から理由を尋ねられた時に、証明説明が行えること、レシートや領収証なども必須です。
③損益通算の活用
損益通算とは、黒字所得と赤字所得を相殺出来ること。相殺後、所得控除を差し引いて、課税所得が0になれば、晴れて所得税が0円になります。
副業サラリーマンの場合は、既に天引きされた所得税がありますので、これが全額還付されます。
節税への近道
残念ながらありません。
地道に知識を付けて、対策を実行する事が唯一かつ、一番の近道です。知識を得る手段として、以下の手段が挙げられます。
- 本を読む
- FP(ファイナンシャルプランナー)の勉強をする
- 簿記の勉強をする
その上で、サラリーマンにはもう一つ越えるべき壁があります。それは、副業で事業所得を得ることです。
サラリーマンでは、節税の3種の神器が使いこなせません。
- 控除の種類が少ない
- 経費計上ができない
- 損益通算ができない
このように対策が少ないため、取られ放題になります。節税の幅を広げるためにも、副業が必須。
簿記の知識に関しては、その取得方法を以下のページにまとめています。宜しければご参照くださいませ。

副業を選ぶコツ
- 本業を圧迫しない
- 本業に悪影響を与えない
- 長く続けられる
無理なく続けられることが一番大事と、語られています。継続性が何より大事になりますので、ここは要注意です。
睡眠時間を削って副業するなどは特にNGで、無理なく出来る範囲から選択する事が求められます。

無税入門し、税金対策をしよう!
赤字計上をして、所得税を減らす場合や、副業が黒字になって、節税をする場合、いずれにしても、税知識は必須になります。副業含め、コツコツとアクションを起こした人間だけが、正しく成果に還元されます。
税知識の第一歩として、具体的な事例も多数ある本書から、税知識の勉強を始めてみてはいかがでしょうか。
有名税理士先生が執筆された、こちらの書籍も、税知識の入門編としておすすめです。

最後までご覧いただきありがとうございました。