今回の記事は以下の方へ向けた内容となります
- シミュレーションゲームが好き
- 歯ごたえのあるゲームがやりたい
- 自由度の高いゲームがやりたい
- 古いゲームでも全然OK
- どのCivシリーズから始めたら良いかわからない
PCゲーム Sid Meier’s Civilization(シヴィライゼーション)シリーズ。このCivilization(以下、Civ)は、ストラテジーのジャンルに属するゲームで、中毒性が非常に高いことで知られています。
電子ドラッグとも揶揄される人気作品で、シリーズ化もされています。しかし、始めてい見たいと思っても、6作品目まで出ていますので、「やるならどれがいいの?」となってしまいますよね。
僕のおすすめは、圧倒的に第四作目の「Civilization4 Beyond the Sword」。理由は奥が深く、面白い。ただこれだけです。
今回はCivシリーズから比較した、Civ4BTSの魅力の理由をご紹介いたします。ストラテジーゲーム好きには、たまらないゲームですよ。
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Contents
Civilizationシリーズってどんなゲーム?

まずは、Civシリーズについての簡単なおさらいを致します。Civilization(文明)の名の通り、Civシリーズのコンセプトは、文明を大きくしていくこと。
このシリーズはストラテジー(戦略)ゲームなので、初めて触る場合、確実に混乱するレベルで、大量の戦略的要素があります。以下、一例です。
- 弓矢やライフル、戦車など、時代を通した様々なユニット
- 世界遺産を含めた、都市や建設物
- 平地やツンドラなどの地形
- 農耕物、鉱石などの多種多様な資源
- 農業からステルス光学まで、最古から未来までの技術
- 文化
- 戦争
- 勝利条件
これらの要素を総合的に取捨選択、最適化していくことで、勝利条件達成を目指すゲームです。タイトルによって、細かい部分はもちろん違いますが、基本的なコンセプトは変わりません。
なぜCiv4がおすすめなのか

最初に書いた通り、これからCivシリーズを始める場合、やはりCiv4bts(btsは拡張パッチです)をおすすめします。理由は、シリーズの中で一番面白いから。
コンセプトが壮大で、それに沿ったゲームデザインがされているストラテジーゲームが、面白くないわけがない。内政も戦争も育成も勝利も敗北も、たくさん詰まっています。
Civ4btsの良い点:①完成されたゲームバランス
繰り返しとなりますが、Civシリーズでは、どのタイトルでもコンセプトは変わりません。しかしながら、一つひとつの戦略的要素の設計によって、ゲームの様相は変わってきます。
Civ4が面白いのは、戦略的要素の「複雑さ」と「面白さ」の両方で絶妙なバランスが保たれているからです。ストラテジーゲームに置ける、戦略的要素というのは、複雑=面白いとは限りません。
ゲーム制作者に携わる僕でも感じる、圧倒的なバランス。この複雑なルールのもとで、完成度の高いゲームバランスを作るのは、そう簡単に行えるものでは無いと断言できます。
後のCiv5、Civ6もほぼ同程度の複雑さではありますが、それが面白さにつながっているかというと、Civ4ほどではありません。苦戦するから楽しいのではなく、工夫して勝つから楽しいといったところ(Civ5のAIは超好戦的)。
Civ4の圧倒的ゲームバランスは、狙って作れるものではなく、改良に改良を積み重ねて、ユーザーとも繋がってバランス調整を重ねた、努力の賜物。それが、珠玉のゲームバランス、デザインになっています。
Civ4btsの良い点:②時間が吹っ飛ぶ面白さ
Civシリーズはどれも中毒性が高いですが、Civ4btsの時間泥棒っぷりは類を見ません。電子麻薬などと揶揄されることも。本当に危険。
没頭の理由は、やはりゲームバランスの素晴らしさ。戦略的要素が多いため、毎回のプレイで全く違った展開になります。むしろ、全く同じプレイはできません。
例えば「軍事力で他国をねじ伏せて制覇勝利する」という大枠の流れでは同じでも、個々の場面で求められる戦略や対応は、毎回毎回変わります。マップ上のあるマスの隣に、川が流れているか、丘になっているか。たったこれだけの要素も、戦闘に大きな与えます。
僕自身は、学生時代から累計3,000時間はプレイしたと思います。天帝でも楽々戦うコアなプレイヤーになると、この何倍もやっているのではないでしょうか。
CivシリーズはDLCを入れて完成される

Civシリーズでは毎回、本体の他にDLC(ダウンロード・コンテンツ)がいくつか発売されます。Civ4では以下の2つ。
- Civilization4本体
- Warloads(DLC)
- Beyond the Sword(DLC)
Civシリーズはどのタイトルでも、DLCをすべて入れてようやくゲームが完成するという感じがあります。なぜなら、DLCを入れることで新要素が増え、ゲームバランスが改善されるから。
見方によれば、未完成なままゲーム本体が世に出される…とも言えますね。この記事では、全てのDLC込みで遊び尽くした上での内容です。
これから始める方は、上のことを念頭に置きつつ、まずは単体で始めても全然OK。お金のことはあまり気にしないよ、という方は最初から全部込みで買っても大丈夫です。面白いのは、間違いありません。
なお、セールでとんでもなく安くなっているときがあるので、急ぐのでなければセール時を狙うのもアリですね。
Civ4BTSのグラフィックは2020年でも実用に耐えるレベル

後の作品に比べてCiv4はグラフィックの点で劣りますが、全く問題になりません。なぜなら、ストラテジーゲームなのでグラフィックの美しさは、面白さに関係ないから。
昔のドット絵が良かったというイメージに近いでしょうか。近年のゲームに比べれば、流石にグラフィックは劣りますが、そもそもゲーム自体が面白いので全く問題無し。
1つ前のCiv3は、グラフィックがかなり荒く、プレイしづらいレベルでした。しかし、このCiv4では、十分なレベルに達したと思います。
グラフィックやゲーム自体の面白さの点で「どうせ古いゲームなんでしょ…」と思う必要はありません。いくらグラフィックが良くても、ストラテジーとして面白いとは、過去の名作シリーズに証明されるようにそうとは限りません。
なお、15年ほど前のゲームのため、要求スペックは当時の水準。つまり、現状のノートPCでも問題無く遊べます。むしろオーバースペック。
Civ4BTSは最高にハマった作品

最後に個人的な感想になります。Civ4BTSは、ジャンルの垣根を越えて、僕が最もハマったPCゲームと断言できます。プレイ時間で言えば、コンシューマも含めて最長。
15年前のゲームですが、この面白さは今後も陳腐化しないでしょう。少しでも興味を持たれた方は、是非プレイしてみてください。
Civ4BTSは全てのゲーマーにおすすめ出来るゲームです!
戦略的要素が多いため、最初は右も左も分からないと思います。それでも、プレイするたびに1つずつコツを掴んできて、徐々に洗練された戦略を組み立てられるようになるはず。これが気持ちいいんです。
注意点としては…ハマると時間がどれだけあっても足りません。後一ターンだけ・・・となり過ぎないように注意してくださいね。
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最後までご覧いただきありがとうございました。