ebay輸入のビジネスモデルとは?
世界的オークションサイト「ebay」では、各国からたくさんの方が商品を出品しております。

日本でいう「ヤフオク」の世界版と思って頂ければイメージしやすいかと思います。
このebayから商品を仕入れてヤフオクで販売するビジネスがいわゆるebay輸入という輸入転売の手法になります。
どんな商品を仕入れて利益を得るのか?
それではどんな商品を仕入れて販売するのか。ここでは「オークファン」というヤフオクの相場分析ができるサイトを使って普段仕入れを検討しておりますのでebayとオークファン の比較画像で紹介できればと思います。
1.海外製カタログ
フェラーリやポルシェなど海外製の高級車はみなさんご存知かと思いますが、こういう海外のものは輸入販売する上ではうってつけの商品です。今回はダットサンという車種の海外製のカタログです。

ebayで仕入れると約4500円ほどのカタログが…

日本だと14000円で落札されているのです。ちなみにヤフオクの販売手数料は2019年10月の消費税増税と共に8.8%になりました。送料は基本的に落札者負担になりますので、14000-4500-14000*(1-0.088)=8268円ということでこれぐらい利益が手元に残ります。
2.アパレル用品
次にご紹介するのがアパレル用品です。NIKEの商品だとスニーカーが一番有名ですが、NIKE関連のアパレルは新品でもFCRBシリーズなど価格差が取れる商品が多かったりします。

ebayでこちらの商品は42000円ほどですが(仕入れ値が結構高い)ですが…

ヤフオクだと69000円で販売された形跡があります。先ほどのように販売手数料を加味すると利益は20000円ほど残る計算です。
3.アンティーク用品
そして最後にご紹介するのがアンティーク用品です。アンティークはカテゴリの中でも値段がかなり高く売れたりするので初心者の方はまず単価が低いものからオススメします。マイセンやリヤドロなどは聞いたことある方が多いかと思いますがこれらもしっかりebayで輸入することができます。

ロイヤルコペンハーゲンのマグカップですがこちらebayだと12000円ほどで仕入れができるのに対して…

ヤフオクでは25000円前後で売れているのがわかります。利益は大体1万円ぐらい残ります。このロイヤルコペンハーゲンのマグカップに関しては3回ほど同じ金額で売れてるので相場も安定していて仕入れが安心してできるなど、オークファンは色々な使い方ができるのも特徴的です。
ebay輸入は歴史が長い手法
実はこのノウハウは2010年頃から存在しております。物販界の巨匠である船原徹雄さんが広めてくれたものです。その後は、amazonの登場により転売ビジネスの主戦場はamazonに変わっていきましたが、冒頭でご紹介した前回の記事にも触れたとおり、amazonでのビジネスは今後プラットフォームの規制がだんだんと強くなり、手法にもよりますが初心者が手を出すには年々難しくなっているのが正直なところです。
アカウント解説しても本人名義は一度しか使えないため、アカウント停止して復活できない場合は他人名義を用意して再チャレンジしないといけないということで結構厄介な部分もあります。その点、ヤフオクで販売するビジネスは普通にやっていればアカウント停止になることはないので、不要品を売ったり、ebayから仕入れて売る分にはかなりリスクが低いです。また、このebyay輸入のノウハウ自体は昔も今もやることが変わっていないので、転売ビジネスの中でも安定したノウハウかつ市場であると言えます。
また、ebayの決済手段としてpaypalが用いられていますが、どうやらサービスの連携がなくなるようです。こちらの記事もご確認頂けるとわかりやすいかと思います。