eBay輸出をはじめて間もないころは、期待も不安も多いと思います。
私もだいぶ前のことで忘れてしまいがちですが、その頃の苦悩や苦労は今でも忘れないようにしています。長年eBay輸出を行ってきましたが、やはりそのころが一番大変だったように思います。
そんなのは昔のことで、今やeBay輸出に関する書籍や教材、セミナーと言うものが非常に充実しています。私の近所の小さな本屋ですら、陳列されています。
みなさんもご覧になったことや実際に購入されたのではないでしょうか!?
どうでしょう?
本を読んで稼げるようになりましたか?
実際に稼げるようになった方もいらっしゃると思いますが、多くの方は変化なしではないでしょうか???
その理由と解決策をこの記事では紹介していきます。
eBay輸出入門の本だけでは稼げるようにならない
上でも述べましたが、本を読んで稼げるようになった方は多くはいないと思います。
なぜなら、それらの本には登録関係などの事務的な内容ばかりで、実際の実務については濁して記載してあるからです。
eBay輸出を始めた方、もしくは始めようと思った方は、おそらく書籍を手にされたことと思います。
もちろん、詳細を記載している本もあります。
しかし、それらの多くはやはり事務的内容に重きを置いて書かれているもだったはずです。
いかがでしたか?
多くのeBay輸出の解説書には、多少リサーチや商品選定の記載ももちろんあります。
しかし、アカウントの登録についての記載同様に、情報が新しくありません。
新しくないというとなんとなく柔らかい言い回しですが、、、
情報が古い
毒をはいて、すみません。
しかし、これは事実であると同時に仕方がないことでもあります。
と言いますのも、書籍や教材が発行された当初は最新の情報だったのだと思いますが、ときは刻一刻と過ぎていくものです。
eBayでのトレンド、世界の市場のトレンドもまた刻一刻と変化していきます。
先週売れた物が今週も売れるとは限りません。
まして、数年前に売れたものが今も売れ続けている保証はどこにもありません。
ですので、本や教材などでそれらを網羅することは不可能です。
実際にeBayでの販売実績を分析し、そこから掘り下げていくようにしていかないといつまでたっても稼げるようにはなりません。
eBay輸出に限らず、どの転売ビジネスでも、過去の販売実績を分析し、そこからの派生を考えて実行する。
そして、実行したことについて、それが思うような結果を得たのか、、、
そうでないのか、、、
そうでないのなら、何が原因で想定通りに行かなかったのか?
思うようにいったなら、更に良くするためにはさらに何が必要なのか?
それらを「考えていく力」が必要不可欠になってきます。
その力が備わっていないと、本に書いてあるおすすめの商品を出品したり、教材に掲載されている商品を出品するだけになってしまい、本や教材の商品を出品し尽してしまった後は何もできない。
ってなってしまうのではないでしょうか?
eBay輸出のブログは輸入のブログよりも情報量が少ない

eBay輸出のブログの方は、そもそも人数も少なく、情報量も充実しているとは言い難いです。
eBay輸出は、なんであまり人気がないんだろう?
って思いました。
やはり、英語っていう壁が参入障壁になっているのか、、、
eBayっていうプラットホームが使いにくいからなのか、、、
んーーーー
なぜなのかはわかりません。
同じ輸出でもAmazon輸出に比べると、圧倒的にやっている方が少ないように感じます。
そんなeBay輸出ですので、情報を得ようと思っても的の得ている答えが見つからないっていうこと多くないですか?
でも、それって裏を返せば競合が他のビジネスに比べると少ないってことになりませんか?
ただ、eBay輸出ではこの情報量の少ない中で、たくさんの問題を解決していくしかありません。
「とにかく考えて、実行して試してみる」
これが本当に大切です。
それが嫌な方は、競合のたくさんいる輸入業やAmazon輸出などを頑張ったほうがいいと思います。
eBay輸出初心者はまず最初に評価をためるべき
eBay輸出を始めて間もなくの方は、またはeBay輸出を始めようとしている方は、eBay輸出に関する書籍を導入されている方が非常に多いと思います。
しかし、前の項でも説明した通り、本を読んでそれを実践しているだけでは、いつになっても稼げるようにはなりません。
eBayはヤフオクのようにオークションサイトですので、「評価システム」が導入されています。
こんな感じのです。

ここにある 43896 という数字が評価数です。
これは、取引が完了した際に、購入者が問題ない取引だったと思えば「ポジティブ・フィードバック(良い評価)」をくれます。
そのポジティブ・フィードバック(良い評価)の積み重ねが、この 43896 という数字です。
つまり、この数字が信用度とほぼ同等の意味があります。
例えばです。
あなたが商品を購入する際に、同じ商品を2つのショップが販売しているとします。
ひとつは老舗と評価されている店舗と、もうひとつはつい先週オープンしたばかりの店舗です。
もう一度言います。 同一商品ですよ。
どちらからその商品を購入しますか?
おそらくと言うか、ほぼ全員の方が後者の老舗の店舗でその商品を買われるのではないでしょうか!?
この現象が、オークションサイトでも起こっています。
eBayでの評価が多い先駆者が本を書いて、売れる商品を紹介しています。
それを初心者がそれをモデリングして同じ商品を出品します。
評価数 43896 の販売者(本の著者)
評価数 2 の販売者(本の購入者、初心者)
同じ商品です。
どちらが売れるかは、説明するまでもありませんね!?
本を買って、本の書いてある通りにやっても稼げない理由がここにもあります。
なので、初心者の方、これから稼ぎたいと思っている方、、、
まずは、評価を貯めましょう。
その貯めた評価は、後々すごい効果を発揮します。
私のコンサル生はつい数週間前にeBay輸出を始めました。
私の教えを忠実に守ってやっているので、すでに利益を得ています。
そして、評価も少しずつたまっています。
私の培ってきたノウハウをすべて伝授していきます。
当面彼の目標は、月10万をコンスタントに稼ぐことです。
これからが楽しみですねー!!!
eBay輸出初心者のうちは無在庫販売をやるべきではない

さきほど、評価の大切さについては紹介しました。
しかし、その評価というやつは黙って待っていてももらえるわけでも、たまるわけでもありません。
とにかく取引数を増やさなければなりません。
そのためには、商品の回転率を上げなければいけなくなってきます。
商品の回転率をあげるとはどういう事かといいますと、
仕入れた商品を在庫として滞留させることなく、販売をするということです。
つまり、仕入れた商品をすぐに販売しなければいけないということです。
そうすると、どうでしょう?
無在庫販売は、とにかく出品数を増やして、露出度を上げ、購入を促します。
しかし、出品枠の制限がある中で、評価数も少ない中で、どうやって競合と争っていきますか?
同じ商品で同じ価格です。
評価0の店舗で50アイテムしか出品されていないお店と、
評価40000の店舗で20000アイテムが出品されているお店、、、
eBayの購入者はどちらから商品を購入する確率が高いですか?
おそらくほぼ9割くらいの人が後者のお店から商品を購入します。
そうなるとどうでしょう?
前者のお店では、せっかく商品を出品枠すべてを使って出品したのにもかかわらず、販売実績がうまれません。
販売実績がないということは必然と評価もたまりません。
そうです。
いくら出品しても評価0(ゼロ)のままなのです。
一方後者のお店では、評価がたくさんあるので購入者が、信頼して、安心して、商品を購入することができます。
そうすると、後者のお店はますます評価がたまっていきます。もちろん稼ぐことができます。
まずはeBayにおける信用の指標である評価(フィードバック)をためることが先決です。
そのためにも、まず無在庫販売は始めるべきではありません。
しかし、書籍や多くの方のブログではとにかく無在庫販売の説明しかしていません。
次に紹介する有在庫の販売で基礎を固め、評価(フィードバック)数を増やし、その後で無在庫販売に取り掛かるべきです。
eBay輸出初心者にこそ有在庫販売をおすすめ
無在庫販売を初心者の方におすすめしない理由はわかっていただけたと思います。
そもそも無在庫販売では、出品枠の多い評価の既にたまっているセラーが圧倒的に有利です。
後発組の初心者はとにかく、評価(フィードバック)を早急にためるべきです。
そこで有効になってくるのが、有在庫販売という手法です。
数多くの書籍やブログでみなさんが紹介されているのは、無在庫販売です。
しかし、私は圧倒的に有在庫販売をおすすめします。
有在庫販売の理想的な流れはこのような感じです。
例えば、商品を1月1日にヤフオクで仕入れたとします。
商品の到着は、1月3日か4日くらいになると思います。
商品が到着したらすぐeBayに出品する。3日に商品が到着した場合は4日に、4日に商品が到着した場合は5日に出品します。
遅くても5日までには出品作業を完了します。
ここで問題になってくるのは、オークションスタイルで出品するか即決スタイル(Buy It Now)で出品するかです。
何回もお伝えしていますが、初心者のうちは評価を貯めることに重きをおいて取り組んでいただきたいので、オークションスタイルで出品することをおすすめします。
オークションスタイルなら、期日が決まっていますので、売れるということが前提で予定を立てることができます。
即決価格にしてしまうと、いつ売れるのか? ということがわかりませんし、もしかすると売れないで残ってしまう可能性もあります。
出品が1月5日でしたので、5日間のオークションで出品すると、オークションの終了が1月10日になります。
3日以内に入金してもらうよう促し、1月13日に入金されたとします。
その後、発送の準備をし下記記事を参考にし、発送します。
1月13日に発送準備を終え、翌日の14日に国際郵便を発送します。
購入者がアメリカの方であれば、発送後5日でほぼ商品は届きます。
ですが、念の為、税関での渋滞を考慮し、6日と仮定します。
そうすると、商品の到着は1月20日になります。
ここまで来てはじめて、購入者からフィードバック(評価)をもらうことができます。
もちろん、発送方法の記事で紹介した通りのやり方でやればです。
仕入れから評価をもらうまで最短でも20日間かかります。
しかし、これは有在庫販売だからこそできることです。
これが無在庫販売であれば、いつ売れるかもわかりませんので、いつ評価をもらえるかもわからなくなります。
こうなってしまうと、後発組には圧倒的に不利になります。
つまり、稼ぐことは難しくなるということです。
ですので、私はコンサル生には、常に有在庫販売をまずは、推奨しています。
この仕入れから評価(フィードバック)をもらうまでの一連の流れを毎日繰り返すことによって、2ヶ月もすれば評価(フィードバック)は結構たまっているのではないでしょうか!?
その後は、その評価数を活かし、無在庫販売に進むのもいいと思いますし、このまま有在庫の販売数や商品の単価を上げていく方法をとってもいいですし、、、
この段階に来てはじめて、自分が理想としている販売手法を取り入れることができるようになります。
しかし、有在庫販売と言っても高額商品もありますし、0.99ドルで出品されているお茶やキットカットなどもあります。
ここで私の言う有在庫販売の商品は、1000円~5000円くらいの商品です。
eBay輸出を始めた当初は、おそらく使える資金もあまり用意できない方がほとんどだと思います。
その中で、仕入れをし販売をしていかなければいけません。
ですので、何回も言うよですが、回転率が必要です。
また、最初のうちはPayPalも21日間の資金の保留を受けてしまう方もいると思いますので、ご自身の使える資金でより高効率な回転を意識して有在庫販売をすることをおすすめします。
おすすめというよりは、儲かるようになるためには必須だと思います。
eBay輸出をサラリーマンの副業で行うには仕入れが重要

さて、有在庫販売をするにあたり、商材をどこで仕入れるかが問題になってきます。
まず、私がコンサル生におすすめしているのが、ご自宅の不用品をオークション出品することです。
これのメリットとしては、仕入れのコストがかからないのと、家の中がいらないものの片付けができて整理できるところです。
まず、ご自宅で不用品を見つけて、$0.99スタートで5日間のオークション出品します。
不用品があればあるだけこれを繰り返し行なって下さい。
不用品の価値に応じて、EMS、国際eパケット、国際eパケットライトを使い分けて下さい。
この経験が、後にあなたの力になります。
さて、数日間ご自宅の不用品を出品しつくして、不用品はもうないっていう状況になります。
ここではじめて商品を仕入れるという行動になります。
無在庫販売をおすすめしないというところでも話題にしましたが、商材選びの際に、現状で出品されている商品と同じ商品を出品しても、ご自身に他の人では仕入れができないような商材の心当たりがある方以外は、eBay輸出の先駆者の方たちには勝てません。
特別な仕入れルートをお持ちでない方がほとんどだと思いますので、おすすめの商材をご紹介します。
eBay輸出ビジネスでは中古商品を扱うべき
中古商品
なんです。

中古商品であれば、1点ものですので、同じ商品でも状態は千差万別です。
ということは、先駆者の方たちと全く同じ商品でも、商品のコンディションが違うため、同一商品であっても同一商品ではありません。
これを利用します。
そうすることにより、不毛な価格競争を避けることができ、ジャイアントキリングの第一歩を踏み出すことができます。
eBay輸出で中古品を扱うメリット
前述しましたeBay輸出で中古品を扱うメリットとしては、全くの同一の商品が存在しません。
ですので、自分よりも評価(フィードバック)数の多い方たちと勝負することができます。
これによって商品のコマーシャルがうまく行けば間違いなく商品は売れます。
また、日本では非常に中古市場に活気があります。
ヤフオクをはじめ、楽天市場、メルカリ、ラクマ、モバオク、ハードオフやオフハウス、2nd street、などなど、、、
仕入先がものすごく豊富に存在します。
しかも、日本での中古品の品質は海外のそれと比べても、ものすごくいいです。
ですので、海外の方は日本の中古品を欲しがっている人が多数存在します。
また、日本では物流網もしっかりとしていて、今日注文したり購入すれば、早ければ翌日には商品が届くなんてこともあります。
これは、少しでも早く評価を積むための大きなアドバンテージになりますよね。
しかもです。ヤフオクやメルカリなどの使用経験がある方にはわかりやすいと思いますが、商品の品数が半端なくあります。
こんなものまで売ってるだ!?
っていう物も、時には売られているほどです。
みなさんの性格や人となりも違うように、扱う商材の種類も人によって違ってきます。
そこで商材の種類が豊富であればあるほど、競合との真っ向勝負をさけることができます。
ご自分の得意なジャンルや、好きなジャンルで勝負することが可能になります。
eBayは今でこそ即決価格出品が多くなりましたが、(Amazonの影響!?)以前は、オークションサイトというだけあって、オークションでの出品が多数でした。
中古品 + オークション
この仕組は非常に強いですし、効率が良いと思います。
eBay輸出で中古品を扱うデメリット
そんな一見万能そうな中古品ですが、やはりデメリットも存在します。
それは、商品のコンディションを英語で説明しなければいけないという点です。
やはり中古品ということで、購入者もコンディションについては細部まで知りたいはずです。
しかし、英語の堪能な方や得意な方には特に問題はありませんが、そうではない方には少し敷居が高いようにも感じられますよね!?
でもです。
Google翻訳を使えばなんとかなってしまうことがほとんどです。
日本人相手に日本語で伝えるのとは同じように行きませんが、それでもGoogle翻訳での英語でも充分購入者には伝わっています。
その他のデメリットとしては、商品の写真撮影が毎回毎回必要になってくるという事が挙げられます。
これも、コンディション説明同様に、中古品という性質上必要不可欠になってきます。
どちらかと言うと、コンディション説明よりもこちらの写真撮影のほうが大切です。
ありのままの商品をいかに切れに見栄え良く撮すかが問われてきます。
あとは、もし仮にブランド品等を扱うのであれば、偽物を販売するわけには行きませんので、それに対するリスク管理が必要になってきます。
仕入れる際に信用のおける人、もしくは店舗からのみ仕入れをするなどする必要がでてきます。
商品をeBayで販売し、購入者(バイヤー)の手元に届いてから、商品が偽物だと発覚したときには、間違いなくトラブルになりますし、悪い評価(ネガティブ・フィードバック)をもらってしまうことになります。
しかし、これらのデメリットがあってもそれ以上に中古品の販売を行うメリットのほうが大きいと思います。
実際に、デメリットの部分はご自身の努力や注意でトラブルを未然に防ぐことが可能だと思います。
ところで、ebayや副業において、以下の三つを面倒に感じたことはありませんか?
- 確定申告
- 会計処理
- 消費税還付
これらは、僕も使っているマネーフォワード を利用すると、一気に楽に解決できます。しかも無料で使えるという・・・。
使わない理由はありませんね!
ebayのメリット、消費税還付につなげるためにも、是非まずは登録だけしてリサーチなど利益を上げるための時間にあてましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。