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paypalの為替手数料
eBayで売上が上がると、paypalへドル建てで入金されます。
そのドルを円へ変えて日本の口座へ振り込んでもらうわけですが、paypalの為替手数料は世界一高額です。
4.0%なんですね。
けっこう高いですよね!
月間売上が100万円なら4万円も取られるんですよ。
劇的に為替手数料を安くする方法「ワールドファースト(worldfirst)」
これを大きく削減する方法があるんです。
それが「ワールドファースト(worldfirst)」を利用することなんです。
ワールドファーストというのは、ネット上で開設できる海外口座というとわかりやすいですね。
ワールドファーストの手数料
手数料は2.0%です。
paypalの4.0%に比べると半分ですよね。
月間100万円の取引があったら、2万円も安くなります。
年間で24万円、取引金額が200万円なら48万円も差額が出ますよね。
ワールドファーストの活用する方法
通常であれば、
paypal(USドル) ⇒ 日本の銀行口座(日本円)
とするのが普通の方法です。
ここの間にワールドファーストをはさみます。
paypal(USドル) ⇒ ワールドファースト(USドル) ⇒ 日本の銀行口座(日本円)
このような流れにするだけで、為替手数料を2.0%にすることができるのです。
paypalからワールドファーストへはUSドル同士なので為替手数料はかかりません。
手数料を引かれることなく移し替えることが可能なんですね。
それで、ワールドファーストから日本円へ替えると2.0%の手数料となるのです。
ワンクッションを置くだけでかなり大きな利益が残るので、とっても嬉しくないですか?
ワールドファーストを使う時の注意点
メリットはあるのですが、もちろんデメリットもありますので、それを認識した上で利用してください。
- キャッシュフローが若干悪くなる
- 為替の変化に迅速に対応できない
- 土日祝日に引き出すと手数料が多く掛かる
1,キャッシュフローが悪くなる
paypalから直接日本円に変更する場合には、早ければ翌営業日には日本の口座へ着金します。
ウェブサイトでは「3~6営業日」と書かれていますが、それより早い印象です。
paypalからワールドファーストへの移動もだいたいそのくらいの日数がかかります。
ワールドファーストから日本の口座へ出金する際には、まず送金する日を指定します。
通常は翌営業日ですね。
そこから日本の口座へ着金するまで1~4営業日かかるので、ざっくりですが1週間はタイムラグが発生すると考えておいたほうがいいですね。
資金に余裕があればワールドファーストを通して、余裕がなけれpaypalから直接日本の銀行口座へ送金してもいいです。
2,為替の変化に迅速に対応できない
例えば、為替がどんどん円安に振れていっている場合や安定している場合には、1週間のロスがあってもダメージがなかったり、むしろ円高になって利益が増えるかもしれません。
でも、急激に円高が進んでいるタイミングでは早くUSドルから日本円へ替えておいた方がいいこともあります。
paypalからワールドファーストへ送金した途端に円高が急に進んだなんてこともあります。
状況を見ながら使い分けましょう。
3、土日祝日に出金すると手数料が多く掛かる
営業日に出金する場合には2.0%でも、土日祝日つまりワールドファーストが休みの日に送金すると0.5%手数料が上乗せされます。
これは日本の土日ではなく、アメリカでの土日祝日なので注意しましょう。
デメリットはありますが、それ以上に手数料が削減できるメリットが大きいですよね。
ワールドファーストの口座は開設したり維持したりするコストは掛からないので、開設だけでもしておくことをおすすめします。