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せどりを始めるにあたって、どこから仕入れるかは非常に重要です。しかし中国輸入は、どうしても不安に感じる部分も多いですよね。そこで、特にリベ大生の初心者の方であれば、まず思い浮かぶのは「ネットショップ仕入れ」ではないでしょうか。
※↓楽天ポイントせどりの詳細手順が網羅された神動画です。
特にヤフーショッピングや、楽天市場のようなショッピングモールであれば、色々な商品がそろっているので仕入れが一括で行えて便利ですし、定期的にセールやキャンペーンも実施されるのでお得に買えるのではないか、と考える方も多いと思います。
最初は僕自身もそう考えて仕入れており、楽天市場でポイントアッププログラムを最大限に活用して仕入れる、「楽天ポイントせどり」を3か月ほど、動画に沿って続けていました。
そして実際に感じた結論から言います。稼げることは稼げますが、大きくは稼げません。メリットもありますが、デメリットが多いのです。
しかし、せどりの初手として入る場合、「楽天ポイントせどり」はおすすめ出来る手段には変わりありません(更にその前のステップとして、メルカリで不用品販売もおすすめです)。
楽天ポイントせどりにおける、メリットとデメリットを今回はご紹介いたします。
Contents
楽天ポイントせどりのメリット

楽天ポイントせどりのメリットは大きく3つ。安心や信頼感が主になりますね。
お小遣い程度は稼ぎやすい
ポイントアップのキャンペーンや、プログラムを最大限に活用することにより、月5万円分程度までの、お小遣い程度であれば稼ぐことは可能。実際、キャンペーン毎に2~3万円分くらいのポイント利益は稼げます。
ただし、ポイントの獲得には様々な制約があります。そのため、大きく稼げないのがネック。あくまで、せどりにおける選択肢の一つ、という位置づけになってしまい、これ以上稼ぐには別の方法がほぼ必須となります。
商品の信頼性が高い
ネットショップは文字通り「ネット上のお店」ですので、粗悪品を売りつけられる可能性はかなり低いです。現状100点以上は仕入れましたが、粗悪品を送り付けられたことはありませんし。また、大抵のショッピングモールは、万が一の場合の補償も充実していることがほとんど。
安心して仕入れ先として運用できるのは、非常に良い点ですね。
時間をあまり掛けないで仕入れられる
電脳せどりに分類されるため、当然商品は宅配されます。店舗せどりと違い、移動や持ち運びの負担が無いのは評価できます。また、リストを一度作ってしまえば、リサーチの時間も大幅に短縮可能。コストをどんどん小さくして行けるのが、いいですね。
楽天ポイントせどりのデメリット

楽天ポイントせどりのデメリットは7つ。厳しめに列挙しているので、注意点も含めてご紹介いたします。
獲得楽天ポイントに上限がある
まず、月間で獲得できるポイントには上限があります。これがやっかい。中心となる楽天SPUの他、お買い物マラソンなどのイベントキャンペーンにも、全て上限があります。当然、上限を超えた分はいくら買っても楽天ポイントは付与されません。
利益を最大化する場合、細かなポイント計算が必須となり、労力を要する点がデメリットです。
楽天ポイントの付与が遅い
楽天SPUの場合、当月に獲得したポイントの付与は原則として翌月の15日になります。楽天ポイントせどりをやっていると、毎月15日が給料日と言われる所以ですね。
仕入れ日が当月の初旬の場合、楽天ポイントの付与まで、1か月以上かかります。大きくラグが発生してしまうため、初期資金に余裕のない人にとっては、非常に厳しい条件です。
一度ポイントが付与されて、楽天ポイントせどりを継続していくと、軌道に乗って安定し始めますが、初期はこの難点が付きまといます。
獲得ポイントのほとんどが期間限定ポイント
楽天SPU、お買いものマラソンなどのイベントで付与されるポイントは、ほとんどが期間限定ポイントです。翌月15日に付与されたポイントは、ほぼ全て翌々月末が利用期限に。
つまり、1か月ちょっとで期間限定ポイントを、全て使い切る必要があります。期限内に使いきれなかった分は消滅してしまいます・・・。
計画的なポイント利用が必要となります。期間限定ポイント対策の記事をいくつか作成しておりますので、宜しければそちらもご参照ください。


倍率アップ分が全て取得できない場合がある
楽天ポイントで支払った分にも、楽天ポイントは付与されます。ただし、SPUの条件の中には「楽天カード支払いでポイントアップ」という項目がありまして・・・。倍率も高めで一見お得感もあるのですが、ここがネック。
もちろん僕自身、楽天カード払いにしています。SPUの「カード払いで倍率アップ」に関しては、あくまでも実際にカードで支払った金額に対してのみポイントが付与されるシステムなんです。
例えば、5万円の仕入をしたとします。「5万円全てカード払いの場合」と「2万ポイント使って残り2万円カード払いの場合」を比較してみましょう。ちなみに、カード払いで+3倍・楽天銀行引き落としで+1倍、カード払い関連の倍率アップ分は合計で+4倍の計算です。
- 「5万円全てカード払いの場合」5万円×4倍(4%)=2,000ポイント獲得
- 「3万円のみカード払いの場合」3万円×4倍(4%)=1,200ポイント獲得
得られないポイント差額 2,000-1,200=800ポイント
上記のように800ポイントの損失が発生します。期間限定ポイントを使用する場合は、なるべく100円以下の端数に充てる形が理想ですね。
エントリーを忘れると、一切もらえない楽天ポイントもある
楽天市場では「エントリーするとポイントアップ」というキャンペーンが実施されることもあります。多々あります。
エントリーするだけで、もらえるポイントが増えるのは素晴らしい事。しかしながら、エントリーしなければ当然ポイントはゼロです。
その中には、買い物前にエントリーしなければポイントが付かないキャンペーンもあります。つまり、買い物後にキャンペーンを見つけて慌ててエントリーしたとしても一切ポイントはもらえない、ということです。
楽天ではイベントが頻発されるため、キャンペーンの把握、エントリーはかなり大変。情報収集のコストもばかになりませんね。
そもそも楽天市場の商品は標準価格
楽天市場で販売されている商品は、当然ですが消費者向けの価格。つまり、いろんなところを経由して、いろんなものが上乗せされた最終価格ということになります。
メーカー希望小売価格の場合が殆どになりますので、当然、デパートなどと比較して安くはなく、同程度です。そのため、店舗での半額商品と違い、利益の取れる商品を見つけるのはかなり大変です(無くはないですが、時間を要します)。
価格競争に巻き込まれやすい
楽天ポイントせどりは、参入障壁が低いのが特徴。つまり、初心者の方や参入者が多いとも言えます。
そして回転率が良く、場所も取らない「新品・人気・コンパクト」な商品をメインに買ってしまいがち。大勢の初心者が、同時期に大量に仕入れて、メルカリなど同じ場所で売るのですから、価格競争は当然のように起こります。
価格競争の恐ろしい。この場合も例外ではありません。あっという間に利益は吹っ飛びますので、どうしても損切を迫られる場面が発生します。
楽天ポイントせどりの経験をもとに、次の販路へ

楽天ポイントせどりのメリットは入りやすさ、そしてデメリットはその入りやすさによる利益率の低さにあります。とはいえ、稼げることは稼げます。そして、せどりの経験自体が、非常に大事な財産になります。
利益率を上げるためには、別の販路を開拓する必要があります。具体的には「中国輸入」と「卸仕入れ」。
僕自身も挑戦中ではありますが、これらの特徴として、以下の二つがあります。この特徴があるから、利益率を上げられると言えますね。
- 参入障壁の高さ
- ブランディングのしやすさ
価格競争も減りますし、販路も自由自在。せどり拡大のためには、必須の選択肢になるでしょう。
改めての結論となりますが、楽天ポイントせどりでせどりの経験を積み、「中国輸入」か「卸仕入れ」に移行する。
利益を上げたい場合はこのステップ、時間などのコストを上げたくない場合は楽天ポイントせどりのみを継続など、ご自身のスタイルや状況に合わせて、その先の選択を進めるのがベスト。
動くのが早ければ早いほど、有利になりますので、選択肢の一つとしてご検討くださいませ。
最後までご覧いただきありがとうございました。