あなたはもう副業を始められましたか?あるいは、今年から始める予定でしょうか?
もしその場合、来年からは確定申告をすることをおすすめします。なぜなら、副業にかかった費用を経費として計上出来るから。そして、申告しないと計上されません。
もちろん詳細な調査や勉強は必要ですが、来年までにゆっくりと身につければ問題ありません。しかしゆっくりとはしていられない対応があります。
それは、開業届と青色申告特別控除の提出です。これだけは今年中にやらないと、来年青色申告での確定申告が行えなくなってしまいます。
今回は、開業届と青色申告特別の提出手順に関してご紹介いたします。どちらも簡単で30分もあれば終わりますので、ご参照頂けますと幸いです。
今年から副業を始める事を考えている場合、特に初心者へおすすめの副業「楽天ポイントせどり」のやり方や注意点と、ポイントに関する確定申告をどうするかをピンポイントにまとめた記事も作成しております。こちらも併せて確認頂くと、最初の一歩を踏み出しやすくなるかもしれません。


Contents
開業届と青色申告特別控除の出し方

開業届と青色申告特別控除の出し方は本当に簡単です。手順は以下の通り。
- 住んでいる地域の所轄税務署を調べる
- 税務署に行って、開業届と青色申告特別控除用紙を貰う
- 職員さんに聞きながら記入する
- 提出し、受理される
これだけでOKです。税務署へ行けば、完了まで行けますね。時間も30分程度で済みます。
強いて注意点を挙げるとすれば、屋号を事前に考えておくことでしょうか。自分だけの会社の名前ですので、時間を掛けて大事に決めておかれることをおすすめします。なお、屋号は無しでも申請出来ますので、思い浮かばない場合は、無記入で提出しましょう。
①住んでいる地域の所轄税務署を調べる
まずはお住いの地域の、所轄税務署を確認します。確認方法は極めて簡単。以下国税庁ホームページから住所情報を登録し、確認すれば大丈夫です。
国税庁ホームページ:https://www.nta.go.jp/about/organization/access/chizu.htm
そして、営業日や営業時間の確認を行いましょう。その上で、本人確認書類(免許書など。僕の場合はパスポートで行いました)を持っていざ税務署へ。
②税務署に行って、開業届と青色申告特別控除用紙を貰う
事前に税務署ホームページからダウンロードも可能ですが、直接税務署で貰うのが楽です。書き方も聞けますので。もし不安な場合は、以下にリンクを記載致しますので、ご一読くださいませ。
税務署ホームページリンク
開業届:https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm
青色申告特別控除:
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2072.htm
③職員さんに聞きながら記入する
一番確実で、間違いの無い方法です。普段、税務署へ立ち寄る機会が少ないため、中々税務署に対するイメージってありませんよね。
しかし実際に行ってみると、どの職員さんもとても丁寧で、親身に対応頂けます。最初の開業届などは特にご不安も多いかと思いますので、ここは安心して、職員さんを頼りましょう。最初は誰だって不安ですし、頼れる人に頼るのが正解です。
④提出し、受理される
本当にすぐ受理されます。ハンコの押し忘れや記入漏れがない限り、NGが出る事はありません。もしNGを出されても、すぐに修正可能です。
これで全ての対応は完了! 本当に簡単です。
開業届や青色申告特別控除と一緒にやっておくとお得なこと
どうせ税務署に行くなら、e-Tax(イータックス)のIDとパスワードを発行する事を、強くおすすめします。なぜなら確定申告時は、e-Tax(イータックス)が楽ですし、来年からは10万円分の所得控除も発生します。
ですので、開業届などと共に、こちらもやっておくのが吉。e-Tax(イータックス)のやり方については、こちらの記事で詳細にご紹介しております。

確定申告提出へ向けては簿記の学習がおすすめ
確定申告時は、複式簿記での記入が必須となります。この形式でないと、青色申告特別控除を受ける事ができません。そして、確定申告に必要な簿記の知識は、1~2か月程度の勉強で取得可能。
特におすすめの簿記学習手順に関して、以下の記事へまとめました。企業の経営状態の把握や、家計簿の強化など、持っていて損が無い資格が簿記です。ご自身で確定申告を想定されている場合に、ご参照くださいませ。
簿記ばかりは本当に勉強して良かったと思っています。確定申告もそうですが、お金に対する知識がグングン伸びますよ。

要注意 税務署へ行くのは5月以降がおすすめ
税務署は、確定申告がある2月~3月(2020年は延長があったので4月)まで、とにかく混み合います。そのため、混乱や待ち時間を回避するため、立ち寄りは5月以降にしましょう。
職員さんも手が空いていますので、より丁寧に対応していただけます!
開業届と青色申告特別控除を出して、胸を張って確定申告を!

経費計上などのために必須の確定申告。そのために必要な開業届と青色申告特別控除の申請の対応は、以下合計30分で可能な手順です。
- 住んでいる地域の所轄税務署を調べる
- 税務署に行って、開業届と青色申告特別控除用紙を貰う
- 職員さんに聞きながら記入する
- 提出し、受理される
確定申告に積極的に関わる事で、税金にも詳しくなりますし、間違いなく知識が身に付いていきます。事業が大きくなればなるほど、税金とは深い付き合いになります。
早ければ早いほど、お得になりますので是非この機会に、税務署へ足を運び、あなただけの会社を立ち上げてみてください。確定申告時に財務管理がとても楽になるマネーフォワードのアプリが御座います。e-Taxでもこちらで作成、提出可能です。しかも一定要件まで無料で使えますので、こちらを使うと、更に楽にお得に節税出来ますよ。

最後までご覧いただきありがとうございました。